2013-02-10

トラックボールを交換

OrbitTrackball with Scroll Ring
今まで使っていたKensingtonのトラックボールのスクロールホイールが壊れてしまい困っていたので買い換えました。
今回もKensingtonのトラックボールでお手頃な価格の物をビックカメラで実際に触ってみて購入しました。(どのお店でも5000円位で購入できるはずです)

良い点
・狭い場所でも使える。
これはこの製品がというより、トラックボール全般に言える利点ですが、最近のモニタは高解像度&大画面な為、マウスポインタの移動量は一昔のモニタよりも多くなりました。
マウスだと繰り返しマウスを動かして画面の端から端までポインタを移動させる必要があるのでマウスを動かす為のスペースをデスクの上にある程度確保しなくてはなりません。
トラックボールだとポインタの長距離移動もボールを転がすだけなので簡単ですし、置き場所もトラックボール本体の面積分スペースを確保すれば済むので狭いデスクでも快適にパソコンを操作出来ます。

・光学式特有のなめらかさ。
前に使っていたのはローラー式で、ローラー部分がステンレスだったこともあり、ボールを転がしても滑ってしまいポインタが動かずにイラッとしたことがありましたが、光学式ではそれがありません。ボールを動かした感触もなめらかで良いです。

・ポインタの動きを低速に出来る。
トラックボールだとポインタの正確な動作(特に直線の動き)が不得意な所があるのですが、専用ののソフトウェア(Trackball Works)を使えばキーボードの特定キーとのコンビネーションでポインタの動きを一時的に低速にする事ができるのでより正確な操作をする事が可能になります。
FinalCutなどの中級〜上級向けのソフトウェアでよくある選択項目や選択したい部分が小さすぎてトラックボールだと使いづらいという事がなくなりました。

・専用のリストレスト付き
写真だと手を置く部分が小さくて手が疲れそうですが、専用のリストレストが付いているので手首が疲れにくいので良いです。
取り付けも本体の底にちょっと引っかけるだけなので取り外しも楽です。


不満点
・ベアリング部にゴミがたまりやすい。
自分は手汗が多い方なので、ボールに付いた汗にゴミが付着し、ベアリング部分に貯まってしまいます。また、猫を飼っているので猫の毛も巻き込みすぐにボールの転がりが悪くなってしまいますので清掃頻度がローラー式よりも多くなってしまいます。
これはもう光学式トラックボールを使う上で仕方のない事だと思いますが、めんどくさがりの自分にはマイナス点です。

・ボタンが少ない。
ボタンが2個しかないので、右クリック、左クリック、同時押しの3つしかできません。
Mac使いなのでExposéの動作を割り当てたいのですが、ボタンが足りないのでちょっと不満。

・スクロールリングの動作が?な時がある。
一番の目玉?であるスクロールリングですが、画面をスクロールしているとたまに反応してくれない時があります。
リングを回した感触とリングの材質がなんか安っぽい(値段相応かな?)。耐久性に不安が・・・

・材質&見た目が地味
値段相応って事で特に気にしていませんが、Kensingtonの上位製品と見比べるとちょっと・・・という材質です。実用性重視の方には全然気にならないと思います。
デザイン重視の方は上位製品をお勧めしますが、トラックボール使いの人で操作性よりもデザインを重視する人っているのかな?


トラックボールって種類・デザインも少ないですし、大型店に行かないと売っていないなど直に触る機会が少なくマイナーな商品ですが、一度使うとマウスには戻れない(と個人的には思う)使い心地の良さがあるので是非お試しを。

0 件のコメント:

コメントを投稿